cygwinを使ってXDMCP接続するための設定メモ
標題の設定のメモ。おもに
の内容をベースとしている。ただしここで紹介されているVNCは使わない。
サーバ側の設定
ログイン画面の設定変更
これは上記参考サイトのまま。
GNOMEメニューの[デスクトップ]-[システム管理]-[ログイン画面]での「ログイン画面の設定」画面で以下の変更を行います。
(a)「リモート」タブ
スタイルを<リモート・ログインを無効にする>から<ローカルと同じにする>に変更します。 これでXDMCP接続ができるようになります。
(b)「セキュリティ」タブ
<システム管理者(ローカル)のログインを許可する>をonに変更します(これは任意です)。
<システム管理者(リモート)のログインを許可する>をonに変更します(これは任意です)。
フォントサーバ設定ファイルの変更
これも参考サイトのまま。
Cygwin/Xなどでフォントパスを指定してフォントが綺麗に表示されるようにフォントサーバの設定を変更します。
# apt-get install xfs
xfsサービスはインストール直後からデーモンとして自動起動されます(リブート後も自動起動されます)。
# vi /etc/X11/fs/config
最後の行の「no-listen = tcp」を「# no-listen = true」に変更(コメント化)。
:wq!フォントサーバの設定(/etc/X11/fs/config)変更を有効にするためxfsを再起動します。
# /etc/init.d/xfs restart
ローカル(Windows)側の設定
Cygwin の設定
略。
起動バッチファイル
次の内容のバッチファイルを用意する
@echo off chdir C:\cygwin\usr\X11R6\bin set PATH=C:\cygwin\bin XWin -screen 0 1024 768 -query your.debian.server.addres.com -once -from your.local.windows.addres.com -fp "tcp/your.debian.server.addres.com:7100"
"-from" のオプションが無くても繋がったけど。
その他
上の記事はディスプレイマネージャにgdmを使用する場合の設定だ。kdm, xdmなど他のdmをインストしている状態で上の設定を有効にしたい場合は、ディスプレイマネージャをgdmに切り替える必要がある。
# dpkg-reconfigure gdm